オキアミ(エサ)の刺し方




(週刊釣りサンデー「磯釣りスペシャル 」 1998年7月号より)
P137に掲載されている 薄墨 賢二の刺し方です。

”たかがエサ、とにかく針に適当に刺したらエエでないか。”−と、思っている人が随分と多いことと思います。
けれども、エサの刺し方は非常に重要なのです。
針に刺すオキアミ一匹は、大きい(?)グレやチヌ、マダイ、イサギなど一匹の魚と交換できるだけの価値を持っているのです。
この事をいつも念頭において針にエサを刺している釣り人がいったいどのくらいいることでしょう?
私は今までずいぶんと、いろんな地域のいろんな磯で、いろんな釣り人達と一緒に釣りを楽しんできましたが、どうも刺しエサに対する思いやりがあまり伝わってこない、と感じたので敢えて書かせていただきました。
私のエサの刺し方の基本は上記のとうりですが、これは針がエサであるオキアミの形を極力崩れさせないようにするためと、エサ持ちを良くするための配慮なのです。
針がオキアミの途中から抜けて仕掛けを上げてきた時に、残ったオキアミが変形してくの字になっている状態では、やはり魚の食いは極端に悪くなってしまいます。何故なら、不自然な形は当然ながら不自然な流れ方をするからです。
不自然なモノを魚は極端
に嫌うのです。魚に嫌われたり警戒されることだけはやめましょう。
この刺し方がベストだとは言いませんが、刺しエサに対する配慮を少しは行って欲しいものです。
そこで、刺し方ばかりじゃなく刺そうとするオキアミの選択にも注意を払ってください。
オキアミは使用している針の大きさに見合うようなモノ、そうして身がしっかりとしていてなおかつ奇麗なモノ。
釣れている時合いだからといって、刺しエサを刺すのに何も慌てなくてもいいのです。
要はオキアミ一匹で魚一匹、の気持ちで釣る方が良い結果が出るのですから。