2001年5月26日 「闘魂エッセイ 第15回」


<釣り場のゴミ問題は、モグラ叩きです。 (その1) >


私の住んでいる徳島県には、古くから(昭和20年代) 「徳島県釣り連盟」 という名の、釣りの大きな組織があります。

現在でも3000名前後の会員を擁する、多分日本では最も歴史が古く、かつ単位県では一番まとまっている、ある意味では釣り人にとっての巨大なボランティアの釣り団体なのです。

連盟に加入して以来、私も随分とその組織のお世話になりました。

今こうしてテスターとして、いろんな人と知り合えたり、いろんな釣り場へ出かけられるようになったのも、すべてのきっかけの始まりは、連盟への加入からだったのです。

これは何も決して、私だけじゃあありません。
皆さんもご存知だろうと思われる、山元八郎さんを始め、松田稔、小里哲也、立石宗之、江頭弘則(敬称略)、などなどの方々においてもまったく同様です。

釣りに対する情熱を持つ人が、古くから自然な形で、大きなまとまった組織を作りあげ、その中でお互いが切磋琢磨しながら、釣りという遊びをより楽しくする工夫を行ってきたのです。

その釣り連盟での活動の一環として、昔から繰り返し言われている事は(それは現在においても)、釣り場のゴミ問題でした。

私もある時期、編集部と報道部、という役員となって、お世話役を務めた事がありました。
その時もやはり、 「釣り場を綺麗にしよう。」 「ごみは必ず持ち帰るようにしよう。」 などなどと、現在と同じような事を言っていたのです。

少し連盟の歴史をさかのぼってみても、設立当初の昭和20年代から、ことゴミの問題については、実は同じ事の繰り返しであり、そうして今もまったく同じ、なのです。

そんな事から判断するなら、人間(釣り人)も、そうそう賢い動物ではないようです。

釣り場のゴミ問題に関しては、残念ながらモグラ叩きと同様に、ある人が叩いても、またある人が頭を出してしまう、といったら言い過ぎでしょうか?


− この続きは明日に!−


【このページは第15回です】