薄墨 賢二が皆さんからの
ヨロズ相談にお答えします



第1回

K.Kさんからの質問 : “ハリスに打つガン玉について”

薄墨さんこんばんは始めまして、
島根県隠岐の島でフカセ一筋グレ、チヌを狙っております、
K.K(釣歴10年少し、36歳4児の父)と申します。
パソコンを購入して記念すべき第1号メールの送信となります。

余談はこのくらいにして...ハリスに打つガン玉についてお伺いしたいのですが、
昨シーズンの当地方のグレは、完全フカセに非常に反応がよく、ガン玉を打つと
食いが極端に悪くなってしまいました(そんな気がしました)。

 しかし今年は完全フカセでは通用せず、かと言ってガン玉を打った仕掛けは
潮に馴染んでいないような気がして迷いが出ています
(それでもポツポツとは食ってきます)。

その年によって、グレがガン玉を嫌ったり嫌わなかったりするようなことがあるのでしょうか。

やっぱりガン玉を打ったらビンビンに張って流さないと食ってくれないのでしょうか。

釣れない理由を探しまくっている発展途上の釣人K.Kでした。
お暇がありましたらお答えいただければ喜びます。

長々と書きました失礼いたします。


薄墨賢二からのA(答え)

グレ釣りの基本は潮を釣る、ということです。そのため、自然な状態で仕掛けを
潮に馴染ませる事が、まずは一番大切なことなのです。

ところが、海の潮の流れは釣り人の想像以上に、絶えず非常に複雑に動いています。

変化のあるサラシ場ばかりか、少し潮流の動きが活発になれば、
ワキ潮やヨレ潮となってしまいます。

これは同じ場所でも、時間によって、日によって、あるいは年によって、
刻々と変化しているモノなのです。

そうして潮の動き具合いでグレも動きます。さらには、潮の動き具合いでグレの就餌具合い
も変わってしまいます。

そのためご質問の、グレがガン玉を嫌ったり嫌わなかったりするようなことがあるのでしょうか。
、といった事は状況によっては頻繁に生じる問題、と考えてよいでしょう。

完全フカセで食いが良い状況、またガン玉を使用しなければ食ってはくれない状況、
それぞれの場面に今後も多く出くわすでしょう。

けれども基本は、サシエを何処へ馴染ませるか、さらにはサシエと撒いたマキエを
何処で同調させるか、といった一点に尽きるのがグレ釣りの持つ基本でもあります。

そのためには仕掛け全体を狙った潮にどう送り込んでゆくか、といった問題ばかりではなく、
マキエに合わせてサシエを送り込んでゆくためには、仕掛けをどう改良すれば良いのだろうか?
、といった問題意識が当然ながら必要となってきます。

その場合、仕掛け操作でカバーできる場合もあるし、仕掛けにガン玉を加える事を
余儀なくされる場合もあります。

取り敢えずの対処方法としては、難しく考えるよりは、まずは釣り場で潮の動き具合いや
仕掛けの馴染み具合いを観察し、いろいろと自分なりの工夫を行う事をお勧めしましょう。

工夫はいつもいつも当たるとは限りません。
むしろ当たらない方が多いモノですが、工夫をし続けている事によって、次の工夫が生まれ、

次のステップへ自然と進んでいる自分が発見できるものです。

釣りには絶えず多くの壁が待ち受けています。

なかなか釣り人の思うようにならない、のが釣りなのですが、
それがまた釣りの持つ面白さでもあるのですから。