薄墨 賢二が皆さんからの
ヨロズ相談にお答えします



第3回

HK、他、Jun Junさんからの
どのようにしたらフィールドテスターになれるか? について


突然のメールで申し訳ございません。
私は、大阪に在住している釣りキチです。

月に2〜3回和歌山方面に釣行にいきます。
釣り歴は、15年になります。
春〜秋にかけて石鯛釣りをメーンにしていますが、去年頃からフカセ釣りにはまっています。

それで、色んな島に渡って釣りをしますが,最近やけに各釣具メーカのワッペン
(XXXXFILED TESTER)などをよく見かけます。

それで、私も各釣具メーカーのフィールドテスターになりたいと思い、どのようにしたらなれるか?
よろしければ教えていただけませんでしょうか。

よろしくお願いします。

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はじめまして、こんばんは。
チヌやグレ釣りにはまっています。

まだまだ修行中なのですが、薄墨さんにすごい憧れてます。

突然で変な質問なのですが、薄墨さんはどうやってテスターになったのですか?
もちろん僕の夢はdaiwaのフィールドテスターです。

よろしかったらテスターになる条件や薄墨さんのテスターになる前の釣りの苦労話など
聞かせて下さい。
お願いします。

Jun Junさんより


薄墨賢二からのA(答え)

どのようにしたらフィールドテスターになれるか? といったご質問、
う〜ん! これは非常に難しいご質問です。

何故なら、テスターとはそれぞれのメーカーが、それぞれの基準で選んでいるからに
他ならないから、です。

私の場合は、釣りに夢中になっていた30歳前半の1986年に、第一回ダイワグレ釣り選手権
で偶然にも優勝してしまいました。

ただ、それまでに「関西の釣り」に連載エッセイを執筆していましたし、
徳島県釣り連盟では、編集部、報道部、の役員を務め、「徳島新聞」の“釣りだより” や
連盟の年間誌や月刊誌などにも深く関わっていました。
今にして想えば、結構目立つ(?)存在だったように感じます。

ーで、その年の秋には王座決定戦へ出場する機会を与えられ、これもまた運良く優勝してしまった、
という事も、多分テスターになるきっかけになったのでは、と思っています。

だからJun Junさんのご質問にあるような、テスターになる前の苦労話などまったくありませんでした。
(テスターになってからの苦労話は多くありますが、、、、。)

むしろその当時、「Field Tester」 なんていう聞きなれないライフジャケットや釣り用具のいろいろを、
ダイワの方から勝手(?)に送っていただき、困惑(?)した事を覚えております。

当時、「Field Tester」 なんていう言葉は、釣り業界ではダイワが最初に使い始めた言葉
だったのですから。

以後、それぞれのメーカーのテスター制度が確立され始め、その後私も、東レ、サンライン、
カツイチ、などなど多くのメーカーからのオファーをいただき、いわば「テスター制度元年」
の年を迎えました。

手前事の余談ですが、一時は訳の判らないままに、いろんなメーカーとお付き合いを
させていただき、多くの釣り用品の提供を受けていたのですが、
元来あまり目立つ事は性に合っていなかった、それほどの能力はなかった、
提供された用品に対してのお返しをするのが煩わしくなった、
などなどの個人的な理由から、お断りをさせていただいたり、
他の誰かに肩変わりをお願いしたり、と今のテスターに憧れている人にとっては
非常に贅沢な時代だったようです。
(これも余談ですが、サンラインへの私の肩変わりは、松田稔さんにお願いしました。)

現在は “テスター” がそれこそもうウヨウヨの時代です。
(多分テスターとはいっても、用品を使用するだけのいわば大衆的な “消費者モニター”
が大半だろう、と思いますが。)

消費者モニター、といった一見テスターみたいな立場(?)については、
宣伝や広報活動をして欲しく考えているメーカーはわんさとありますから、
メーカーの大会に参加し、優勝をするとか、あるいはメーカーに対して自身で何ができるか、
という事をアピールすれば、結構採用される確立は高くなる、と思います。

また私がかつて肩代わりをお願いしたように、テスターと友達になる、
テスターばかりかメーカーの人と馴染みになる、といったショートカットも
有功な手段の一つでしょう。

またダイワが数年前に行った、フレッシュアングラーズ募集、などのメーカーから
テスターを募る機会もあるようですネ。

とにかく何をするにも、ジッとしていては、待っていては、事は何も始まりません。

釣りも同じですが、まずは行動ありき、なのです。

方法はさまざまでしょうが、メーカーに対して、また一般の釣り人に対して、
良い意味でまずは目立つ存在になる、といった事が、
まずはテスターになるきっかけの第一歩だと考えているのですが、いかがでしょうか?