薄墨 賢二が皆さんからの
ヨロズ相談にお答えします



第10回

神奈川県のT.Mさんからの

「オキアミを針から外れにくくする秘訣」 について?


私は堤防中心に釣を楽しんでいるのですが、エサのことで質問があります。

特に何を狙おうという確固たる目的は無いのですが、
基本的には根魚(メバル、カサゴ、アイナメ等)釣りが中心となっているようです。

根魚であれば、エサはイソメ類(青イソメ、イワイソメ)で良いと思い、
特にエサに工夫をしておりません。

ところが或る日、三崎港の某堤防で思いがけず30aオーバーのメジナを釣上げました。

その時のエサはジャリメだったのですが、その時の感触に魅せられてしまい、
最近は磯物狙いに変わりつつあります。(まだまだ初心者ですが・・・)

当然のことながら堤防の根魚と磯物では道具・仕掛けも違ってくるのは当然なのですが、
現在『エサ』のことで悩んでおります。

付けエサに冷凍オキアミエサを使っているのですが、針外れが多く
仕掛けを海中に投入した瞬間に針から外れてしまうこともしばしばです。

本などで勉強はしているつもりですが、いっこうに針外れが減少する状況ではありません。

勿論、常に外れる訳ではないのですが、多分、エサが外れている状態で、
長時間ウキの動きの変化を楽しみに待っていることもしばしばあるのだろうと思うと
一抹の空しさを感じる次第です。

オキアミエサを針から外れにくくする秘訣などがあれば是非教えて欲しいのですが・・・・

よろしくお願いいたします。



薄墨賢二からのA(答え)


オキアミは柔らかく、なかなか針に刺してもエサ持ちの悪いサシエサです。

そのためご指摘のように、
「仕掛けを海中に投入した瞬間に針から外れてしまうこともしばしばです。」
といった事もひんぱんに生じます。

特に解凍して時間が経てば、ますます柔らかくなるので、解凍したばかりの新鮮なモノ
を使うようにする事が、まずは一番目の対策となります。

二番目の対策として、針に刺そうとするオキアミのその選択にあります。
使用している針より大きいオキアミ、形の悪い崩れかけたオキアミ、などなどは
どうしても針持ち(針に刺したエサの持ち具合い)が悪くなります。

針に刺そうとするオキアミは、針の大きさに見合ったモノ、そうして形が整っていて
身がしっかりしているモノを選んでやる、といった事が大切です。

三番目の対策として、オキアミを刺す場合のその刺し方です。
当HPの「フカセ釣り講座」 <3.エサ(オキアミ)の刺し方>をごらんになってくれれば
判るとは思いますが、針を刺すのはオキアミの身と皮の間を通す、という事なのです。

オキアミで一番硬い部分はアタマとシッポ、そうして皮です。
針先をシッポの付け根から入れ、身と皮の間の部分を通してやれば、かなり針持ちは良くなります。

反対に、オキアミのアタマから皮に沿って、身と皮の間の部分をシッポまで刺してやれば、
エビ反りにはなりますが、さらにオキアミの針持ちは良くなります。

だいたいの釣り人のオキアミを刺す場合のパターンは、針先をオキアミの身の中心へ
入れているんですね。

元来が柔らかいエサですから、身の中心へ刺せば針でオキアミの身を切るようになって
しまいますから、自分ではきちんと丁寧に刺したつもりでも、
実は非常にハズレ易くなってしまうんです。

上記の三点が、オキアミを針から外れにくくする秘訣となります。

これらの方法を実践すれば、多分今後は釣果倍増、となるでしょう。

今後の釣行でぜひ試してみてください